DXで最高の生産性に!|第3回建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO2021)出展レポート
伊東商会は、2021年5月12日(水)~14日(金)の3日間、幕張メッセ展示ホールで開催された「第3回建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO2021)」に出展しました。建設機械や測量機器などの最先端技術が集結する日本最大級の展示会でした。各企業の製品やサービスのみならず、建設業界に関するセミナーも実施されていました。
伊東商会のブースでは、マニホールドブロック設計や強化されたトラブルシューティングなど、新機能が追加された油圧・電気・空圧回路設計シミュレーションソフト「Automation Studio™」を出展しました。
出展にあたっては、新型コロナウイルス感染防止対策のため、体温の記録、デモやアンケート後、及び一時間おきにブース内の消毒とマスク着用確認も行いました。
建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO2021)の様子と、建設業界の動向をご紹介します。
建設業界の抱えている課題・トレンド
以下の図に、CSPI-EXPOから考察できた建設機械業界の動向・課題を「政治・経済・社会・技術」の4つの観点に分けてまとめました。
これまで、東京オリンピックの開催に向けての建設需要、また、頻発、激甚化している自然災害に対する防災対策など、建設業界の需要は上昇傾向です。しかし、需要が増加しているにもかかわらず、たくさんの課題があります。
建設機械業界が抱えている課題として、高齢化や若者の業界離れに伴う人材不足、長時間の労働時間、建設業界に対する3K[きつい、汚い、危険]のイメージ、現場の新型コロナウイルス感染対策などがあります。
また、政治的にも業界のDXに力を入れていますが、自治体によるローカル企業へのDX導入など、デジタル化への対応が遅れているのが現状です。
上記課題を解決するために、建設業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進が必要となっています。
DXで建設業界の課題解決!?
技術が進歩している現在では、DX(デジタルトランスフォーメーション)が様々な業界で注目されています。
建設業界の場合、以下のようにDX推進事例、取組があります。
・ドローンによる3次元起工測量
・3D施工計画シミュレーション
・現場でICT建機やデジタルプラットフォームの導入
・ウェアラブルカメラなどを用いた遠隔臨場の試行
・若手へのVR教育など
企業規模に関わらず、ICT化で現場の可視化や作業時間の大幅短縮の実績があります。DX推進によって「人材不足」「長時間労働」「3Kイメージ払拭」「コロナ対策」などの問題解決ができるだけではなく、「効率性向上」「新しい価値の提供」などのメリットも生み出すことができます。
では、DXを推進するためには何が必要なのか?こちらをご覧ください!
DX診断からスタートしましょう!
では、どうやってDX推進を始めればいいのでしょうか?
まずは、デジタルトランスフォーメーションの目的を明確にする必要があります。伊東商会は、お客様のDX推進をサポートするために、「製造業DX診断」を作成しました。
長年、産業機械専門商社として培った知識と経験をもとに、幅広いソリューションを提案いたします。
また、貴社内でのDX推進や課題解決のためにも「製造業DX診断」を是非ご活用ください。
【新機能追加】油圧・電気・空圧回路設計シミュレーションソフトで効率アップ!
今回のCSPI-EXPO2021では、「設計」プロセスのDXを推進するための油圧・電気・空圧回路設計シミュレーションソフトウェアのAutomation Studio™を紹介しました。ブース内では、ジョイスティックの操作とシミュレーションが体験できる新バージョン Automation Studio™ 7.0の機能を展示しました。
Automation Studio™の5大特徴
1. 油圧・電気・空圧回路設計が簡単
2. 設計後、すぐに回路シミュレーション可能
3. トラブルシューティング機能
4. メーカーカタログで設計工数短縮
5. 実機デバイスを接続した3Dバーチャルマシンでシミュレーション
お客様からは、たくさんの機能を有していることで油圧・電気・空圧回路設計が簡単にできて良いという評価を頂いているソフトで、世界中の設計者が使用しています。
さらに、アフターサービスのフォローアップやトレーニングも充実しています。多種多様な業種の方に利用していただき、設計開発の効率化と事故回避も実現できました。詳細に関してはこちらをご覧ください。
新マニホールド自動設計機能追加で、開発設計工数を大幅短縮!
少ない労力でより高い効率化を目指すために、Automation Studio™の新バージョン、Automation Studio™ 7.0が出ました。2021年の3月にリリースされた、バージョン7.0の特徴は、設計工数を大幅に短縮できるマニホールドブロック機能と、強化されたトラブルシューティング機能です。
Automation Studio™ 7.0の新しい機能のご紹介